こんな本は、見たことがない!
「小牧・長久手の戦いと犬山城BOOK」
目次
この本の目次
・ちょっと怪しい「小牧・長久手の戦い」の通説
・小牧・長久手の戦いのホントのところ
・主な登場人物
・犬山で起こった三つの戦い
犬山城の戦い(天正12年3月13日)
羽黒八幡林の戦い(天正12年3月17日)
楽田・小牧での対陣(天正12年3月~11月)
・そして、その後 局地戦マップ
・主な城と合戦地
・小牧・長久手の戦いと犬山城 年表
解説
天正12年(1584年)に尾張地方、特に犬山が戦場となった戦いがありました。「小牧・長久手の戦い」です。
この戦いは「犬山城の戦い」が発端となり、尾張地方全域を巻き込んだ大規模戦争となりました。
主人公は織田信長の次男織田信雄、信雄に協力した徳川家康、そして対するは信長亡き後に一気に表舞台に躍り出た羽柴秀吉です。
しかし、一般的には長久手の戦いは描かれるものの、犬山城の戦いを描くことはほとんどなく、さらには家康と秀吉の決戦かのごとく伝えられています。これは江戸時代になって描かれた徳川史観による影響が大きいといわざるを得ません。
犬山城をこよなく愛する「犬山城マイスター!たかまる。」はこの状態を憂いています。憂いて憂いて憂いて、8年以上の月日が流れてしまいました。その間に犬山城がどのような立ち位置で、どのような役割を持ってこの戦いを迎えたのかなど、独自の研究を進めてきました。いわば、本品はその集大成でもあります。
犬山城の戦いがあったからこそ、尾張地方で戦闘になり、そして「小牧・長久手の戦い」と呼ばれるようになったのですが、ほとんどの方は知りません。
この本を読むと、小牧・長久手の戦いの本当のところや、どうしてこの戦いが引き起こされたのか、どうして犬山城はあっさりと落とされてしまったのかなどなど、今まで知らなかった沢山のことに触れることができます。
どうぞお手に取って、本当の小牧・長久手の戦いを覗いてみてください。あなたの常識が変わり、戦いの見方も変わるかもしれません。
仕様
A5版 右綴じ
オールカラー
30ページ
著者
犬山城マイスター!たかまる。(Produce, Edit, Write, Photograph, Design)