ポストカード誕生ストーリー

たかまる。オリジナルのポストカードはもう見てもらえましたか?

ポストカードを作った理由は単純です。

犬山で犬山城のポストカードを買ったらがっかりしたから。

目次

観光地にありがちな「絵はがき」

観光のお土産の一つとしてポストカードがありますよね。

かっこよく言うと「ポストカード」

でも、古くは「絵はがき」

お城だけでなくいろいろな史跡や名勝に行ったときに、

ポストカードを見つけるとついつい買ってしまいます。

 

いわゆる観光地には「絵はがき」が売っています。

Theお土産屋さんに。

犬山でも、犬山城や犬山祭などの ポストカード 絵はがきが販売されています。

著者のたかまる。は犬山在住なので

犬山城のポストカードは

今まで購入することはありませんでしたが、

果たしてどんなのが売っているのかと

気になったので買ってみました。

 

そして、とてもがっかりしました。

ダサい。

令和の時代に、これが売っているとは。

 

それなら自分で作ってしまえ!

ということでポストカードを作ってしまいました。

犬山で売っているポストカードにがっかり

犬山で買うことができるポストカードは、このようなものです。

注)このポストカードをディスってるわけではありませんよ(;’∀’)

これを開けてみましょう。

中には10枚のポストカードが入っていました。

このようなポストカードです。

犬山城天守はかっこいいです。

素敵です。

でも。正直なところ、これ、いつの時代のポストカード?

ぶっちゃけ、残念です。

がっかりしました。

これが令和の時代でも販売されているというのは

違った意味でロングセラーで、

すごいです。

けど、写真もとても古く、デザインも古く感じてしまいます。

わざとレトロ感を出しているのかな?(← 違うよね)

せっかくお土産で買ったのに、

なぜか残念な気持ちになってしまいました。

 

犬山城の魅力自体が

たかがポストカードで変わるわけではありませんが

、もう少しかっこよくできないものだろうかと

思案してしまいました。

 

自分で作ろうと思い立った

そんな残念な気持ちを持ちつつ、

でもこれしかないなら仕方ないと

半ばあきらめていましたが、

事あるごとに、

「もう少しかっこいいポストカードができないかなぁ」

と思ってしまいました。

 

そこで、

「だったら自分で作ってしまおう!」

ということで、

過去に撮った5000枚ある犬山城の写真の中から

「10枚だけ」

厳選してポストカードを作ることにしました。

 

5000枚から10枚選ぶのは至難の技

何を隠そう著者のたかまる。は、

ほぼ毎日のように

犬山城の写真を撮っています。

 

2019年12月現在で、

写真を撮り続けて1000日を超えました。

 

しかも1日で何枚か撮るときもあるため、

犬山城の写真だけで

ざっと5000枚を超えていました。

 

この中から10枚だけ、

自分の気に入った写真を選ぶのは

超至難の技です。

 

「これもいい。あれも良い。」

と考えているだけでも

膨大な時間がかかりました。

だけど、何とかおよそ30枚の写真を選びました。

 

でもポストカードを作るのは

10枚

と決めていましたので、

その中から20枚を削らなければいけません。

 

しかも10枚のバランスも考えなきゃいけないので、

「これを選ぶならこっちはやめようか。」

「でもこの写真は良いからこっちをやめようか。」

ということを何度も何度も繰り返し、

泣く泣く諦めたショットも多々あります。

 

正直、これは酷でした…

5000分の1。

選べないけど、選ばなきゃいけない。

生みの苦しみか…

 

しかし、なんとかかんとか自分が気に入る

「10枚だけ」

を選ぶことがようやくできました。

 

この10枚を選ぶのに

何日考え悩んだかわかりません。

そして厳選した写真がコチラです。

 

たかまる。オリジナルの厳選ポストカード

そんな試行錯誤を繰り返しながら

厳選した10種類の写真がこちらです。

じゃじゃーん!

そのまま並べると、

まぁそんな感じだねと思われるかもしれませんが、

季節感や時間、

角度や風景など、

10種類のポストカードのバランスが良くなるように

厳選しました。

 

なので、どのショットもお気に入りの写真です。

犬山城の魅力が少しでも伝わり、

記念になればと思って選んだものばかりです。

そして実際にポストカードを作りました。

 

ポストカードの質感にもこだわった。

先ほどお話したような、

今までのお土産売り場で売っているポストカードが

イマイチ「ダサい」

と感じるのはなぜか?

をずっと考えていました。

 

そのひとつの答えとして

自分なりに導き出したのが、

ポストカードの「質感」です。

 

昔ながらの光沢のある

ツルツルしたポストカードが

いわゆる「Theポストカード」ですけど、

これがダサさを演出しているのではないか?

と思ったのです。

 

少しでも犬山城の雰囲気やその風景の空気感を伝えたいと思い、

ポストカードの質感にこだわってみることにしました。

 

ネットでいろいろと調べてみると、

光沢や半光沢、マットなど色々ありました。

サンプルも取り寄せたりして吟味しました。

 

その中で

マットな紙

が最も高級感と空気感が出そうだと思ったので、

マット紙にすることに決めました。

 

しかし、それだけでは

まだ何か足りないような気がしていたのも事実です。

そこでさらに、

表面加工ができないかを検討してみました。

 

そうすると、

さらにマット処理することができる印刷会社を

見つけることができたのです。

そこでその印刷会社のサンプルを取り寄せ、

質感を確認したところ、

「これだ!」

というものに出会うことができました。

 

マットな質感が上品ですよ。

マジで、良い感じ!

 

自分が予想した通り、

マット紙に表面加工としてマット PP を貼ると

とても上品な、

そして写真の空気感も伝わるようなポストカードになる!

と確信できたのです。

早速、先に選んだ10種類の写真をポストカードにするべく

発注しました。

およそ10日あまりで出来上がってきました。

最近はネット注文で比較的早く届くので、

とても便利になりましたね。

 

そのポストカードがコチラ!

そして試行錯誤して出来上がったポストカードが

こちらです。

画像ではポストカードの質感などは伝わらないと思いますが、

この画像でなんとか読み取ってください(笑)

 

触った感じはマットで上質な触り心地です。

そして暗く沈みすぎることもなく、

写真が程よく発色し、

温かみのある空気感も表現することができました。

写真も紙質も色々と試行錯誤して

出来上がったポストカードを見て、

とても満足のいく出来になったと

嬉しく思っています。

 

ここには細かすぎて書けないんですが、

細部にわたって手を抜かずに仕上げました。

宛名面のイラストなんかも、

全部オリジナルなんですよ。

 

ポストカードの紙にこだわった!

なんてことはお土産売り場のポストカードは語ってくれないと思いますが、

このポストカードは先述した通り、

店長のこだわりをもって作りました。

 

できればこのブログを読んで頂いている方々に、

ぜひ現物を見て頂きたいです。

 

せっかくなので、ポストカードを販売しています。

自分でも納得のいく仕上がりになったポストカードですから、

せっかくなので

皆さんのお土産や記念品として購入していただけるように、

当店で販売しています。

従来のポストカードに比べると

若干高いかもしれません。

が、いまだかつてない犬山城のポストカードとなっていますので、

気になる方はご購入いただけると嬉しいです。

 

がっかりさせません!

店長